35.サンドブラスト後に施工する場合の注意事項
けい酸塩系表面含浸材と研磨剤との反応について
前処理としてサンドブラストを行う場合は注意が必要
コンクリート表面に残存する研磨剤が、【けい酸塩系表面含浸材】の含浸を阻害し充分な改質効果を得られないことやコンクリート表面が白化する場合があります
【けい酸塩系表面含浸材】を下地改質工として塗布し、その上から表面保護工(表面被覆・断面修復)を施工する事例が増えてきています。けい酸塩系表面含浸工の前処理としてサンドブラストを行う場合は注意が必要です。
サンドブラスト後コンクリート表面に残存する研磨剤(アルミナ系等)と【けい酸塩系表面含浸材】が反応し、薬剤の含浸を阻害し充分な改質効果を得られないことやコンクリート表面が白化する場合があります。
【けい酸塩系表面含浸材】の塗布前に、研磨剤と【けい酸塩系表面含浸材】が反応しないことを確認し、研磨剤がコンクリート表面に残存することのないように清掃をお願いします。